糸幡・・・お力になれませんでした!

ちょっとした失敗談です。いや、失敗というより弊社の力不足を痛感させられた案件でした。

先般、〇〇宗総本山より「糸幡(ばん)」を新調したいのですがというご相談をいただきました。

金具の部分は遜色ないのですが、その金具にぶら下がっている起毛のような5色の糸が虫に食われてしまっていて使い物にならなくなっているということでした。

この糸幡というものは、特別な法要の時にしか使わないものだそうで、私どもも生まれてはじめて拝見させていただいた貴重な仏具であります。

早速、起毛のような糸を紡ぐことができそうな業者様を探させていただきましたが、日本全国どこの業者に確認してもこの糸を紡げる職人さんがいないらしく・・・正直、お手上げの状態になりました。

3週間ほど業者を探すお時間を頂戴しておりましたが、どうにもならずにギブアップ!

お客様のところにお詫びに伺い、お力になれなかったことをお詫びさせていただきました。

そこで、一応この話は弊社の力不足ということで終了したのですが・・・後日、別のお客様より同様のものを新調したところを知っているとの情報を頂きました。そこは、仏具屋でも布・糸の問屋でもなく我々が普通に行くデパート(百貨店)であつらえたとのことでした。お客様と百貨店で直接交渉をやっていただいたほうが余計なコストがかからないと思いまして、その情報をお伝えするだけお伝えさせていただきました。

本当に百貨店が糸幡が作れるのか疑問ではありますが、無事に完成することを願いつつ、灯台下暗しとはこのことだと深く考えさせられました。。。(笑)

糸幡・・・お力になれませんでした!