寄附額 納品の思い出 (愛媛県松山市)

今年も残すところわずかになりました。今年はコロナ禍にあって翻弄され続けた一年であったように思います。
翻弄されたといえば、今年一年で一番苦労した思い出の残っている仕事のことを少し・・・

そう、梅雨時のころの話になりますか・・・愛媛県松山市(曹洞宗)の寺院さまに大雨警報発令中の中で納品をさせていただきました。
ミッションは、「寄附額」の取り付け! 寄附額本体は、壁面に設置することができたものの「木札」が、梅雨時の湿気で膨張してしまって思うように本体に入らないなど弊社のミスが続出、きちんと納めきることができませんでした。 本来ならお客様からはお叱りを受けるようなことですが、住職夫妻の仏対応というのかお叱りも受けず、こんなこともあるよ的な優しいお言葉をいただき恐縮しきりでした。 翌日も予定が入っていたので、愛媛にて長時間滞在することも叶わず、申し訳ないと思いながら「木札」すべてを持ち帰らせて頂きました。

そして再調整をし、塗り指定の木札には漆をかけ直し、再納品日に備えて準備しておりました。
木札と湿気の関係性において膨張率というのは実に厄介で・・・
再納品の折にちゃんと納まるのかと内心ビクビクしていたのを思い出します。

なんとか、1ヶ月以上も時間をいただいて再納品できました。
上手くいかないときは、上手くいかないものなんですが・・・そこをなんとかするのがプロなんだろうなぁと思ったりして
我々の技術の甘さを垣間見た気も致しました。

ホントにこの「寄附額」の納品が一番苦しめられたという印象です(笑)

さて、年末を迎え弊社も年末年始休暇に入らせて頂いております。
来る年が、皆さまにとって幸多き良き年になることをお祈り申し上げ、今年最後のブログといたします。
本年もいろいろとありがとうございました。 翌年もいろいろとご教授いただきながら精進して参ります。